忘れないために簡単にまとめる。
タイトル:サピエンス全史
著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
第1部:認知革命
言語が虚構を生み、虚構が人類社会を進化させた。
第2部:農業革命
農耕により未来を考えられるようになり、秩序が生まれた。文字、数、ヒエラルキーが発生した。
第3部:人類の統一
歴史は統一にむかって進み続ける。貨幣によって価値の交換が可能になった。帝国による政治秩序、宗教による超人間的秩序の構築が進む。これには人間至上主義を含む。
第4部:科学革命
無知の自覚が科学を進め、帝国との融合により発展した。資本主義と政治と科学は密接に関わっている。
まとめとして、人類は何になりたいかではなく、何を望みたいのかを真の疑問として抱える必要がある。
歴史を様々な角度からまとめ、科学と人類について考える切り口を説く本であった。長い目で人生を見たときに、必要な本。続編も読む。