Hazy Ideas

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介護離職ニュースに思うこと

今日のニュースで介護離職に関する話を聞いた。要点は、

・20年間勤めた会社を、母親の認知症を理由に、勤務時間変更

・それから10か月で、仕事と介護の両立に耐えられなくなり退職

・介護していることは会社で言えず、長子である自分が支えなければならないと思い込んでいた

という話から、

・周りに相談して、頼ることが大事

・介護後の自分の人生も考えて、仕事はやめない選択肢を

という結びだった。

 

自分自身も、親の介護がそのうち来るだろうから、他人ごとではなかった。けどそれと同時に、ハラスメントへの対応にも通じるものを感じた。

 

インタビューに応じた方は、

・周りに相談できる人がいなかった

・頼れない、辞めるしかないと思い込んでいた

と言っていた。事象は違うけども、職場のイザコザで困ってしまう人と同じなのではないか。職場内や、社内に相談ができる人を作っておくことが、仕事を辞めないうえで重要なのだと思った。それができない職場は、最初から長く続けにくいと決まっているようなものかもしれない。

 

辞めざるをえない状況って客観的にはどんなのだろうか。メンタル面で復帰できないくらいまで落ちたら?逆に、辞めずに信念を貫くのはどんなときなんだろうか。いろんな場面で、こういうことを考える必要があるのだろう。真面目な性格の人間ほど、自責の念にとらわれがち。自分が辞めることが最適解だと思えてしまう。

 

どんなに鋼のメンタルでバリバリ仕事しても、組織にいる限り替えは効く。長く続けようと考えたら、周りの人間関係の構築が必要で、適度に職場で弱みも見せながら働く必要がある。それ以前に、まともな人間でできたコミュニティを探すしかないか。