Acaconda環境から、Minicondaに移行したので、その過程をメモする。
はじめに
Anacondaはデータサイエンスに必要なパッケージが揃っていて、パッケージの依存関係も調整されている。しかし商用利用は有料とのことで、この先どのような利用方法になるかわからないので、Minicondaに移行しようと思う。Minicondaは管理システムcondaが使用できるが、最小限のパッケージの導入で済み、必要なパッケージは自分で追加するという仕組みである。インストール後のサイズがおおよそ、Anacondaで5GBに対し、Minicondaは0.5GB程度で済む。
1.Anacondaをインストールしている場合にはアンインストール
AnacondaとMinicondaは共存させられるみたいだが、紛らわしいので今回はインストール済みのAnacondaはアンインストールした。
2.Minicondaをダウンロード、インストール
Miniconda — miniconda documentation
Windows PCに64bitをダウンロードした。
Minicondaのインストールが済んだら、一旦PCを再起動する。次に、必要なパッケージのインストールに進む。
まずはwindowsボタンを押してから、Anaconda promptを起動する。
>conda list
>python -V
>conda -V
とりあえず、目下使いそうなパッケージをインストールする。
>conda install numpy matplotlib
>conda install jupyter notebook
>conda install notebook ipykernel(これはいらないかも)
Anaconda Prompt上で、以下を打つことでJupyter Notebookが起動できる。
>jupyter notebook
これで最低限のMiniconda環境を整えることができたはず。