Hazy Ideas

日々の勉強の気づきを書き出しています

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

どんな人間になりたいか。

それなりに紆余曲折した人生と思っていたけど、まだ大した歳でもない。博士が終わって働き始めて、今どんなことを考えているか、少しメモしておこうと思う。 会社勤めになった 思った以上に、特段今までとの違いはないというか。やりたいことやって、深めた…

コホート内症例対照研究とは

〇コホート内症例対照研究の定義は? 英語ではNested case-control studyである。コホート研究の追跡期間中に発生した症例を対象として、同じコホート内から対照となる集団を選択する研究である。集団の選択は、症例が発症してから行われるためこのような名…

後ろ向きコホート研究と症例対象研究の違いは?

〇後ろ向きコホート研究とは コホートは属性によって区別できる集団のことだった。後ろ向き(回顧的、英語ではretrospective)コホートは、あらかじめ曝露情報がわかっていて、それに基づいた集団の定義が可能な場合に行われる。解析結果としては相対危険度…

症例対照研究と横断研究の違いは

〇症例対照研究とは 英語ではCase control studyである。調べたい対象を、影響を受けた群(曝露群)と受けていない群(非曝露群)にわけて、現在の疾病に対して、過去の曝露因子を評価する。評価のアウトカムはオッズ比を取ることが多い。 〇横断研究とは 英…

コホート研究と縦断研究の違い

〇コホート研究とは 疫学における追跡調査研究のことで、調べたい対象を、影響を受けた群(曝露群)と受けていない群(非曝露群)にわけて、比較する方法である。集団の属性を合わせることで、評価したい影響が健康状態にどの程度影響を与えるか評価する。評…

ケースクロスオーバー研究とケースコントロール研究の違い

〇ケースクロスオーバー研究 観察研究のデザインの一つであり、日本語で自己対照研究や、交差試験・交互試験などとも呼ばれる。疫学において疾病のリスクを評価するためには、何かを比較する必要がある。ケース(症例)に対して、コントロール(対照)の情報…

アットリスク集団とは

コホート研究に関する用語として出てくることのある、アットリスク集団についてまとめた。 〇アットリスク集団とは 英語ではpopulation at risk、日本語だと単に「リスク集団」とも呼ばれることがあるそうだ。疫学研究として追跡調査するコホート(同じ属性…