コホート研究に関する用語として出てくることのある、アットリスク集団についてまとめた。
〇アットリスク集団とは
英語ではpopulation at risk、日本語だと単に「リスク集団」とも呼ばれることがあるそうだ。疫学研究として追跡調査するコホート(同じ属性を持つ集団のこと)の対象は、調査目的の症状を発症する条件を満たしている人となる。これがアットリスク集団である。
とある症状が特定の集団にしか発症しないとわかっている場合は、追跡対象からそれ以外の属性の人を除外して解析する。
〇まとめ
今回は短いですが、アットリスク集団について解説した。余談だが、リスク集団については、定まった日本語がないようで(?)英語のまま教科書に記載されていることもある。