迷走博士のブログ

社会人→博士学生→人生迷走中

寝られない症状

ここ数か月、眠りに関する悩みが消えない。

 

博士課程になって夜型生活と朝から活動することを定期的に繰り返してきた。だが今は単なる夜型とは言えないくらい、眠れない。夜中1時くらいにベッドに横になっても、明け方まで意識が覚醒していて、6-7時をすぎてから疲労で眠りにつくという生活から抜け出せない。

 

メンタル的に不安定な時期は、ネガティブなことが頭に浮かんで眠れなかったが、今はそれがないときでも脈が高くて、寝付けない。体が疲労を感じているのに、脳が寝てくれないときがしんどい。

 

アルコールを控えたり、ジョギングなど体を動かしたり、カフェインレスの飲み物を飲んだり、ベッドでスマホを触るのを控えたり、とできることをしてきたが、それでも眠れない。結果的に、お酒が一番眠りに効く。ただし、眠りが浅いので次の日は万全にはならない。でも飲まないと寝られないというジレンマ。

 

全部アカハラのせいにはできないだろうが、きっかけであり、要因でもある。メンタルは戻ってきているけど、体がついてきていない感じがする。

現場(だけ)から学ぶ、という迷信

最近言われて思ったこと。

 

仕事柄、「現場から学ぶ」ということをよく言われてきた。課題は常に現場から見聞きされると。それは研究でも同じで、野外で学ぶことは多いと思うし、新たな気付きを得ることができる。研究仮説を思いつくきっかけにもなるだろう。

 

それはそうなんだが、あまりにも偏りすぎた人は、実験系の人を見下した発言をし、実験において重要な科学的ステップを軽視する。自分が理解できない技術について、理解する努力をせずに、受け入れることを拒否する。そこまでいくと、野外に行き過ぎて、他人との対話ができなくなっていると思うのだが。

 

ミクロ領域とマクロ領域の役割を理解できず、限られた知識と経験で全体を語ろうとするのは、知性を感じられず、なんとも悲しい。結論は最初から決まっていて、どちらも大事、でしかないのに見栄ばかりが先立つ人と関わるのは辛いものがある。

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更新履歴

初版 2022年6月22日

 

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最近のちょっとした悩み

同じ部屋の学生の態度に悩んでいる。

・挨拶は返ってこない、目線も合わない

・少し本棚の整理していたら、「うるせえな」と小声で言われる

など。何度か飲んだ仲だったのになぜだろうか。

 

とある機械を(本体ではなく消耗品が)その人の物と知らずに数回使ってしまい、あとから「あれは私の研究費で管理しているので使わないでほしい」と言われた。新参者の自分が部屋の全員に確認しなかったことについて私の非があり、その場で謝り、後日ちょっとだけ高い紅茶をお詫びに渡した。

 

私からこれまで悪い態度をとったこともないし、今もしていない。何が起因であんな態度になるんだろう。想定されるのは、

1.お詫びにものを渡す文化の人でなかった

ビジネス環境だと当たり前だけど。そういう文化圏の人でないのか。ローカルルールなのか。

 

2.自デスクの卓上ファンの音が気に食わない

少し離れたら気にならない程度の音だけど、音に敏感な人なのか。

 

3.部屋の掃除を自主的にしていない

自分はたまにしかしてないから、その人からすると「なんで私だけ!」と思われているのか。

 

4.私が臭い!?

毎日風呂入ってるけども、体臭か? 他で言われたことないけども。その人、他の学生の臭いや音について苦言言ってたことあるから、そうなのか。。。においに敏感な人だとしたら、コーヒー淹れた後のフィルターも置いとかない方がいいのか。

 

その人は他の学生ともコミュニケーション取っていないし、過剰に敏感な人なだけかもしれないが、普段から無視されたり、聞こえるように文句を言われたりするのはいい気分はしない。

 

仮に内面的な事情であれば、手出しはできないが、何かや悩みでもあるのかも。誰しもそういう問題はある。

かく言う私は過去に、他の学生に対して「この人たちは自分の倍、奨学金もらっている。だから毎日学食でご飯が食べれるんだ」と1年半くらい思っていた。なんとも歪んだ醜い考えだが。今も収入面に変化はないけども、目の前のことに忙しなって自然に消えた。(私のように年収100万円台だと、学食にも満足に行けないのである)

 

博士という、異常な環境でみんなストレスがかかっているのだろう。そんなに長くかかわらないから、適当に流してもいいけれども、また飲みに行きたいものだ。

 

書評:サピエンス全史

忘れないために簡単にまとめる。

タイトル:サピエンス全史

著者:ユヴァル・ノア・ハラリ

 

第1部:認知革命

言語が虚構を生み、虚構が人類社会を進化させた。

 

第2部:農業革命

農耕により未来を考えられるようになり、秩序が生まれた。文字、数、ヒエラルキーが発生した。

 

第3部:人類の統一

歴史は統一にむかって進み続ける。貨幣によって価値の交換が可能になった。帝国による政治秩序、宗教による超人間的秩序の構築が進む。これには人間至上主義を含む。

 

第4部:科学革命

無知の自覚が科学を進め、帝国との融合により発展した。資本主義と政治と科学は密接に関わっている。

 

まとめとして、人類は何になりたいかではなく、何を望みたいのかを真の疑問として抱える必要がある。

 

歴史を様々な角度からまとめ、科学と人類について考える切り口を説く本であった。長い目で人生を見たときに、必要な本。続編も読む。

 

メンタル調整法

ここ数か月、メンタルが死んでいて、人生で一番沈んでいた。不眠や不調が続き、何もやる気が起こらない、人間不信で学内の誰も信じられない状態であった。

「死にたい」とは思わなかったが、「飛ぼう」と思ったことが何度かあった。この違いは、前者は懺悔や後悔がもとで起こりで、後者は突発的に目の前の複雑な事象から離れて楽になりたいという感情ではないかと思う。幸い、行動には移さなかった。

 

人生で一番嫌な経験であったが何とか立ち直りつつある。今後の人生のために、心身に起こったことと、精神の調整のために行ったことをまとめておく。

 

精神的・身体的な変化は以下の症状が出た。

 

・やる気が起こらない

論文を書く、業務を行うなど普段の仕事に対する精神的ハードルが上がり、手がつかない。ジョギングなど続けていたこともできなくなった。

 

・学校に行きたくない

元の職場(研究室)に近づけなくなる。用があって行っても、緊張感と恐怖心を感じる(問題のある対象がいなくても)。最終的に、建屋にも近づけなくなり、大学そのものに行くのも億劫になった。

 

・夜寝られない

不安で夜寝つけず、外が明るくなってから疲労で寝て、昼に起きるという生活が続いた。不眠を伴う精神不安は、毎日ではなく週3-4回と、波があった。2月から4月まで続いていたと思う。眠りが浅く、よく夢を見ていた。ひどいときは15時間、寝られずにベッドに横になっていた日があった。

 

・気分がずっと暗い

明るく話せない。気分が高揚しない。明るい話題を話す人と距離を取りたくなる。

 

・自責の念が離れない

自分が悪かったのか、何を改善しておけばよかったのか、何が間違えていたのか、という考えが頭から離れなかった。また、これまで応援してくれていた人に申し訳ないという気持ちにとらわれていた。

 

・飛ぶ場所を探した

階段の踊り場の最上階が景色が良かった。数回だけ、デスクに座っているとその衝動が頭から離れない日があった。怖くなって、外を歩いたが、あまり改善しなかったので早めに帰った。あとになってから、学内は飛ぶのは迷惑がかかるのでよくないと思った。

 

 

次に、効果があったかは別として行った実施したことをあげる。

 

・逃げる

物理的に距離を置いて、できるだけ関わらないようにした。不登校になる前に避難したのは本能的なものだが、結果的にはよかった。

 

・カウンセリングに行く

学内のカウンセラーに相談した。ただ聞いてもらって「あなたは悪くない、悪いのは人間的に問題のある教員だ」と明言してもらうだけで少し気が楽になった。アンケートテストで抑うつ症状と言われた(中等度)。初めのころの精神面には有効だが、聞いてもらうだけなので解決にはつながらない。

 

・英会話を始める

何でもいいがお金のかかる習い事をして、強制的に人と話す機会を作る。

 

・ジョギングなど体を動かす

沈んでいるとこれもできない。だが身体が動くようになってから始めた。

 

・大学時代の友人と話す

オンラインで信頼できる友人に相談した。ただ話すだけでも少し気が楽になった。

 

・音楽を聴く

自分がこれまであまり聞かなかったジャンルを聴くようになった。良い音で聞くためにヘッドホンを購入した。

 

・勉強する

これまで忙しくてできていなかった、積んでいた本の勉強を始めた。本を進めている間は、面倒ごとを忘れられたし、達成感もあった。

 

アカハラ経験談を調べる

他の人も同じような苦しい経験をしているという情報を得た。しかし、学生の立場は常に弱いし、訴えても疲弊するだけ。苦しさはまぎれなかった。

 

・就活を始める

就職サイトに登録して、エージェントと話した。一時的に、自分が社会に必要とされていると思えた。しかし、就活が進むにつれて、博士人材の社会的ポジションを目の当たりにし、かつ精神的に落ち込んでいるときの書類・面接対策は恐ろしく疲弊することを知った。将来が不安で仕方なかった。ここで社会的に落ちたらもう二度と上がれないという恐怖心で、自身を奮い立たせた。

 

・会社時代の同僚と話す

前職時代の先輩と話し、転職経験談を聴いた。特に、戦略的に転職活動を進めることを教えてくれた方には、叱咤激励された。このままではまずいと現状を理解し、また自信をもって自分を売り込むことの必要性を説かれ、少し前向きになれた。

 

・お酒を減らす、タバコを止める

不安を紛らわせるために、酒とタバコに頼っていた。しかし一時的な物で、不健康な身体状態になり精神面にも影響するため、途中から減らすように努めた。禁煙外来に通い始めた。

 

・抗ヒスタミン薬を毎日飲む

睡眠改善薬と同じ成分だそうで、寝る前に大目に飲んでみたけど、効果は感じられなかった。辛いときには病院で睡眠薬を処方してもらうべきだった。

 

・お笑いを見る

強制的に笑った。芸人さんありがとう。

 

・温泉に行く

温泉、サウナに通うようになった。一時的にリラックスできた。

 

・親族の葬式

若い自分が落ち込んでいる場合ではない、と思った。

 

乳酸菌飲料を飲む

酒を減らした代わりにお金をかけようと思った。ヤクルト1000を飲み始めた。

 

・本を読む

読もうと思っていた本、メンタルに関する本、就活や企業に関連する本など。

 

・内省を書く

毎日、その日にやったこと、よかったこと、よくなかったことを記録するようにした。振り返った際に「今週なにもできてない」と後悔することを防ぐため。3か月続けているが、効果は不明。

 

これまでずいぶんと疲弊し、消耗した。ハラスメント・嫌がらせをする人間は最悪だ。

考えの整理

自分用、考えの整理。

 

「科学の世界をあきらめたくない」「最先端の研究を通して、社会に貢献したい」という思いで博士課程に進んだのが数年前。

 

上長の人間関係トラブルに巻き込まれ、ラボを出ていく羽目になり、材料・道具が手元にあった研究は継続できなくなった。博士課程が教授とケンカする話はよくあるので、もう仕方なかったと思うしかない。教員選び、大学選びから間違えたに尽きる。アカハラで停職になった職員の言動がネットで公表されていたけど、自分が受けたものにそっくりだった。相手がいつかアカハラで訴えられたら、博士退学の理由を説明しやすくなるからいいかも。でも情けないけども、自分では戦う意思も元気もないし、自分一人のために戦えない。

 

研究の継続について目下、研究材料と研究費がない、そして何より致命的なのは突き詰めたいテーマが見当たらない。気分も塞がって、研究そのものに諦めの気持ちがある。いつまでも暗くなって悩んでいても仕方がないので、次を考える。

 

昔の後輩に言われたのは、「海外に行けなかったことに未練があるのでは?」ということ。海外で仕事してみたい、という田舎者マインドがまだ抜けてないし、挑戦しないといつまでもできない。また別の知人に言われたアドバイスは「逃げることは負けではない。一度心が折れると回復するのに時間がかかるので、離れることも検討したほうがいい」と。

 

目の前の梯子が外された今、ぶれた軸を戻す必要がある。今のままでは(可能性は度外視すると)選択肢が多すぎる。何が優先事項か、選択肢を削っていく必要がある。可能な限り自分の関心の高い分野で職を得たいが、研究とビジネスでは根っこが違うので、自分の専門に固執していては残念な結果になる未来しか見えない。オープンに、何でもやるつもりで、次の仕事を検討する。