アカデミアを辞めた人のブログ

博士課程→人生迷走中

メモ:どんな人間になりたいか。

それなりに紆余曲折した人生と思っていたけど、まだ大した歳でもない。博士が終わって働き始めて、今どんなことを考えているか、少しメモしておこうと思う。

 

会社勤めになった

思った以上に、特段今までとの違いはないというか。やりたいことやって、深めたいことを勉強して、しかもそれで給料をもらえるなんてありがたい。効率とか今はまだ言われないので、好きにさせてもらっている。

むしろ以前よりも、興味を拡張している感じがある。研究という狭い世界だと、やったことがないことを自分事にするのに時間がかかった。でも今は、少し興味があるくらいでも業務に割り振ってもらえたら、専門家の体でやるしかない。専門知識、最新の知見、分析結果の解釈など、知っている体で仕事ができるよう勉強と実務の繰り返しである。

それでいて世間の流行だから、データ分析とか、機械学習とか求められる。データサイエンティスト的な仕事が身近にあることが刺激的でありがたい。

仕事が面白い、仕事が楽しいってこういう感覚なのか。業務でいろんな話が来るけども、なんでも興味深いと思える。大変だけども、こんな仕事に早く出会いたかった。

 

大学院でのこと

仕事が忙しくなったことで、過去のことを思い出す頻度が、日に日に減っていき、今はまったくどうでもよくなってきた。今の仕事の方が、社会的意義が高く、一緒に仕事する人たちの人間性とか倫理観が高くて、かつ普通に多忙で、過去の悩みが占めるウェイトがどんどん小さくなってきた。

当時は眠れなくなるくらい深刻だったが、幸いにも時間が解決してくれたように思う。今思えば、睡眠薬はもらうべきだったと思うが。

 

 

こんなに仕事に愉しみを感じられるなら、生きててよかった、と思う。

Jupyter Notebookでのファイル作成できないときの対応

Windows 11

Python 3.9 (Anaconda)

Windows Security

 

Jupyter NotebookでPythonを触るのだが、PCによってはファイル・フォルダ作成時にエラーが出る。

内容は、

Unexpected error while saving file: Documents/(フォルダ名)/Untitled.ipynb [Errno 2] No such file or directory: 'C:\\(フォルダの場所)

というもの。

そのあとセキュリティーソフトがブロックしている模様。次のコメントがホップアップで出てきた。

"Unauthorized chages bloked

Controlled folder acess blocked python.exe from making changes. Click to see settings."

しかもクリックしてもコメントが消えるだけで、当該セキュリティ画面へたどり着けない。困った。

 

色々調べたけども、どうも情報が出てこない。

結局以下のように対処した。

 

Windowsの設定]、[更新とセキュリティ]、[Windowsセキュリティ]、[ウイルスと脅威の防止]の順番でアクセス

[設定の管理]の[コントロールされたフォルダーアクセス]をクリックし、OFFにする

その状態で、Jupyter Notebook上で作業する

作業を終えたら、セキュリティをONに戻す

 

少し面倒だが、当面はこれで動かそうと思う。

ちなみにセキュリティの[除外]項目があるのだが、うまくいかなかった。

 

コンサルの職場

これはただの感想。コンサルで働き始めた。

 

コンサル言えども、いろんな職場があるので一概に言えないが、今いるところは居心地がいい。

 

各人のバックグラウンドが多様で、違いすぎるので、みな深入りしないのだろうと推察する。話す限りでは、彼ら彼女らの背景は分かり切らないが、それでもバックグラウンドが異なることがよくわかる。学部卒で10-20年たたき上げの人もいれば、修士卒で転職で来た人もいれば、博士卒でポスドク助教を経験したうえで会社員になっている人もいる。

それだけバックグラウンドが異なるので、あまり掘り下げてこない。「なんで転職したの?」というありきたりな質問が来ないのは驚いた。田舎だと、根掘り葉掘り最初に聞かれる。何かしら心に詰まるものがある状態だと、この質問攻めは辛いものがある。皆そんな経験があるので、あえて聞いてこないのかもしれない。

新卒で入った会社では、転職組の方々に何気なく、転職理由を聞いていたと思う。でももしかしたら、人によっては苦手意識を持たれていたかもしれない。途中から来た転職組が、同い年でもずっと敬語だったが、まさに今自分が転職した側として同じ感覚になっている。

 

飲み会とかがない分、コミュニケ―ションが取りづらいところはある。でもこれは、お酒が元々飲めない人、産休や育児が必要な人がいることを考えると仕方がない。日常の職場のコミュニケーションや、ランチタイムの会話で埋め合わせるのが、コンサルタントのスキルとして求められているのかもしれない。

時勢的なものもあるので、こればかりは頑張るしかない・・・

少し高いものが買える喜び

ただの気づき。

 

以前より100円高い味噌が買える。200円高いビールが買える。

そんな選択の自由ができた。

 

博士のときは、その後の低賃金のポスドクも想定したので、安いスーパーの一番安い商品しか買わなかった。野菜は地元産の安い野菜、肉は鶏むね肉。調味料や既製品は、プライベートブランド(大変お世話になったが、味気ないところはあった)。酒は2Lパックか、さらに大きいボトル。外食は高いのでほぼしなかった。旅行なんて行けなかった。

 

今は、高くはないがちゃんとしたお給料がいただける。100~200円くらい高いものも買えるし、外食もできるし、近場の旅行もできる。今でも安い食材を使った自炊中心の生活だけども、選べる自由があるということが、精神にゆとりを与えてくれる。

こんな大人として当たり前の生活ができることが、すごく有難い。

 

余談だが、100円上げるだけで味噌汁の味が全然変わるのは驚き。

運のなかった博士課程(これで最後)

私が博士課程学生であった期間にアカハラをしてきた教員についてまとめる。後に続く人たちには、以下のような教員がいる研究室にはいかないようにしてほしい。所見ではわからないかもしれないので、慎重に情報収集をしてほしい。教員を途中で変えざるを得ない可能性を考えて、大学・研究科を選んでほしい。

あれについて触れるのはもう最後にする。もうあれとはさようなら。

 

その教員は以下のような言動があった。

 

・精神的に幼い。他人からの研究等に関するコメントを、人格批判と捉えてしまい、静かにキレて関係を断つ。周りの人からはその感情の変化が全く理解できない。留学生らからは「He/She is childish」「He/She is not matured」と言われていた。

・共同研究ができない。研究を始める際に、先々のことが考えられないので、口約束程度で曖昧にことを進め、相手方との理解の違いやスケジュール的な都合で思い通りにいかないと、「あいつは共同研究に入れてやったのに、何もしない」とキレる。

・気に入らないことがあると、その悪口を自分より下と思ってる人に頻繁に愚痴る。聞かざるを得ない立場の人たち(学生や事務員ら)はにこにこして聞かなければならない。そこで下手に意見するとあとで裏で文句を言われる。

・人が離れていくので、物しか残らない。学内で噂が回り、周囲からは研究者が離れていく。机の周りは一度しか使っていないような物品があふれている。

・デスクが片付けられない。机や棚だけでなく、床にも物が散らばり、通路が狭まって他の人にも迷惑が掛かっているのに、「自分は特別」かのように気にしない。にもかかわらず他の人間が部屋をきれいに使っていないと、露骨に不機嫌な言動を繰り返し、嫌がらせを始める。

・ひとつの研究を続けられない。思いつきでメソッドをころころ変えるので科学的なプロセスで研究ができない。ゆえに論文が書けるだけのデータを得られないまま年月が経ってしまう(それを人のせいにしているのがたちが悪い)。

・口が悪い、使う言葉が汚い。「あいつら全員ぶっ殺す!」といった発言をする(そんな言葉、少年誌の漫画でしか聞いたことのない)。いい歳した教員が人前で使っていい言葉ではない。

・特定の人たちにレッテルを貼って、馬鹿にした発言をする。人種や出身分野等で相手を区別し、差別的な振る舞いをする。

・自分がWeb等で発掘した技術や情報は、自分の成果のように紹介したがる。一方で、人が紹介・発表したものにはアラ探しばかりする。その教員は、新しい技術が好きなのではなく、ただ自己顕示がしたいだけのように見える。

・新しく会う人に、自分の領域で相手が知らないであろう質問を投げかける。期待通りの回答が来ないと、裏で「あいつはこんなことも知らない」と独りでマウントを取る。

・過去に家庭教師をしていた教え子が名門大学に入った実績があるらしく(自らの学歴は棚に上げて)、「(有名外資コンサル)とか、(大手外資IT)とか余裕で入れる」と豪語する。自分はまともに働いた経験はないにも関わらず。

・自分と同じ趣味嗜好でないと、その相手を馬鹿にする。自分の生まれ育った境遇以外の人を理解・許容できない。

・社会を知らず、博士を最上位の資格と思い込み、博士取得者である自身を優遇しない人や社会の態度に憤っている。

・思い通りにならないと露骨に機嫌が悪くなる。とくにサービス業の人への態度が強烈に悪い。

・研究室の学生に対して、自分(教員)のことを尊敬しているか、直接確認してくる。思った通りの回答が来ないと「あいつは俺のことを尊敬してない」と裏で文句を言いふらす。

・昔の本で読んだ程度の内容を、「他の人は知っていないが、自分だけがやばい国家秘密を知っている」かのように思い込んで、周りに自慢する。

・研究費で買ったものを私物化して使う。PC計算機器を自宅に持ち帰り、暗号資産稼ぎに使っている(月に数万円稼いでいると自慢げに話していた、税金が研究費に使われているというのに)。意識の欠如というか、ただの犯罪者。

 

あのような教員の下にいたときは、様々な強迫観念で雁字搦めになっていて、辛かった。生きるためにはあれから逃げるしかなかった。離れてきて思うが、なんと蚤のような人間か、あれに苦しめられていたと思うとなんとも情けないと思う。

 

ところで、時折ニュースでハラスメントに立ち向かう人を見聞きするが、本当に立派だと思う。自分含め多くの人間は逃げるしかできなかったのに、「泣き寝入りしない!」と戦う姿勢を見せられるなんめ、尊敬しかない。

この先、一生あんなのを思い出さずに暮らしていきたい。そんな生活が続くように望むしかない。あれは停職処分になって退職しろ、教員と名乗るな。ずっと一人でいろ、お前のわがままで無関係な人を振り回すようなことをするな、被害者をこれ以上作るな。

 

大学の、経費不正利用の告発窓口に匿名で告発するか、迷っているところである。ハラスメントの窓口については少し考えたが、どうやら機能しないので期待していない。

 

博士学生のときの話を振り返るのはこれで最後にする。これから研究の道に進む人はどうか教員選びには気をつけてほしい。

AnacondaのPath、Jupyter notebookの起動(Windows security対策)

久々に最初のスタートでつまずいた。

windows11でAnacondaをインストールしたところ、pathが通っておらず、コマンドラインから起動しない。他PCでは普通にできたのにな・・・。

というわけで対応策をメモ。

 

Pathを通す

・コントロールパネル→システム→システムの詳細設定

Windowsは旧画面と新画面?で、該当場所のアクセスの仕方が複数あって、未だによくわからない)

システムプロパティの詳細設定→環境変数

・ユーザー環境変数とシステム環境変数があるので、今回はユーザー環境変数のPathを選択し、編集

・以下のラインをそのままコピペする(%UserProfile%はユーザー情報に変換される)

%UserProfile%\anaconda3
%UserProfile%\anaconda3\Library\mingw-w64\bin
%UserProfile%\anaconda3\Library\usr\bin
%UserProfile%\anaconda3\Library\bin
%UserProfile%\anaconda3\Scripts

・okをして設定画面を閉じる

コマンドプロンプトを開き、conda -Vなどと入力

・動作確認して動けばpathは通った

参考

https://pyming.info/2022/06/06/anaconda_env_variable/

https://dellwindowsreinstallationguide.com/installing-anaconda-windows/

 

Jupyter notebookを開く

いつもはPowerShellにjupyter notebookと打って、開いていたが、そこから新規ファイルやフォルダが作れない。

Anacondaと一緒にインストールされたJupyter notebookアプリからやっても同じ。どうもWindows securityにブロックされている(python.exeがはじかれている)が、履歴には出てこない。どうしたものか。

 

後日記載。

Jupyter Notebookでのファイル作成できないときの対応 - アカデミアを辞めた人のブログ

 

この歳になると誰にも責められない

頭を整理しようと考えていたときのテーマ2つ目。

 

大学院を離れる決断をした。理由としては、

・ご時世もあって思うように研究が進まず、博士として十分な資質があると思えなかった

・指導教員からラボを追い出されたため、ポスドク時に発表したかったサンプル・データがなくなった

・自分の名前で研究費を取れておらず、研究者としての才能を感じていなかった(代筆はあったが、人の名前で取ったものなので実力とは言えない)

ポスドクを続けた先、自分にアカハラをした教員のような、器量の狭くどこにも行先のない人間になるという危機感があった

がある。

 

離れる決断は、友人には相談したが、大学の人には報告のみした。相談段階で話していたら、引き止められていただろうし、それだけ人手不足で研究業務ができる人がいないからだ。もしポスドクを選んだとしても、書類と調整業務ばかりで、研究業績は上がらなかっただろう。

 

理由はどうあれ、仕事を途中で投げ出して逃げるわけなので、もっと怒られると思っていた。罵倒される覚悟はしていた(アカハラ教員にはされたが)。しかし、周りの先生方からは「それはそういうものなので仕方ない」「離れるほうがまっとうな道です」と言って送り出されるだけだった。

 

また友人や元同僚には、x年前「研究をするために会社を辞めた」と伝わっている。中には「あいつは研究者を目指している」と思っている人もいただろうし、実際に心の一部では目指していた。そんな人たちから、「そんな簡単に夢をあきらめるのか」「短期間で辞めたら、次からもそうすることになる」と言われるのではないかと思っていた。実際には、誰からも言われず、「お疲れさま」「次のところでも頑張れ」という言葉だけだった。

 

覚悟していた批判の声は、自分の心の中から出てくる不安であり、他人はそうは思ってないものなのかもしれない。もちろん、直接は言いづらかっただけかもしれないし、批判するほど私に興味がないという裏返しかもしれない。

 

ただこの歳になると、誰にも指摘されなくなるとは思った。相手があることには、相手の立場も考えて、言動を考えなければならない。自分の場合、即断すると大体後悔するので、1日以上寝かせたほうがいい決断になることが多い。仕事のスピードを落としてでも、連絡は正しい順序を通した方がいいと学んだ。

歳を重ねるごとに、取り返しがつかなくなっている気がする。