新しい環境の1年目はいつもuncomfortableだ。
要領が分からず、空回りして、勝手に疎外感を感じてしまう。これまでの人生で何度も経験したから、過度に焦ってはないけれども、居心地の悪さを感じる。
気軽に飲んだり、相談しあったりする人がいない。こうすればいい、と将来を見通して道標をくれる人がいない(こんな人がいる環境なんて大学受験までしかないか、もちろんわかった上で進んだけども)。
研究における政治的・経済的な後ろ盾は、ないわけじゃないがあまり期待してはいけない環境だ。これももちろんわかっていたこと。
言葉に出して、頭を整理してみたいだけなのだ。
一方で「あの人がこう言ったのにはこんな意味があるんじゃないだろうか」なんて、周りの評価を気にするということあまりはなくなった。少しずつ図太く成長していると感じられる。
今日たまたま見たお昼のテレビに、大学時代の知り合いが出ていた。会社のカフェテリアにいるところを取材されるというテイだった。彼はポジティブでロジカルな考えの持ち主で、ビジネスのフィールドで未開の地を迷わずに切り開いている。本当に尊敬する。
内容は覚えていないがTEDxの動画で、comfortable zoneを抜けてから人生が始まるというタイトルがあった。今の時間も自分で選んだ道で、これを越えればまた新しい世界が見える。好機が来るのをよく準備して待つしかないのだ。
まあ将来どうするの?からは逃げられないんだけどね。