昨年11月から学会参加、修士時代のラボ訪問、英語で願書・研究計画の作成、IELTSの勉強と自分なりに忙しく過ごしてきた。平日の時間確保は難しかったけど、土日は本当に孤独だった。(ジム行ったり、たまに友人と飲んだり、夕食時アニメ見たりしてたけども。この辺りがまだ甘いんだが。)
昨日の夕方〜今日のこの時間まではガス抜きしてきたけど、次の動きを考えよう。忘備録としてここに次の動きをまとめる。
●俯瞰的見直し
研究者になることは目的ではなく手段だと思う。この分野を仕事にしたいというのがモチベーション、ではなくもう一歩踏み込んだ目標。それは、技術と生態学的アプローチで感染症のコントロールをしたい。結果を出す必要がある。世界的に関心が持たれて、お金が流れそうなトピックは何か。どんなことができれば社会の役にたつか。
人に説明できるように、ロールモデルがいた方がいいな。同一分野で目指す研究をしている人と、他分野でも研究者として憧れる人。
一度調べたイギリスの研究者の中には、起業家や、国際協力の実務者もいた。1つに絞ることはない。日本のポスドクの人にも、ニコ動の企画とか研究以外の対外的活動をしている人たちがいる。むろん簡単なことではないが、サービスの立ち上げとか、一般書の執筆とか頭の片隅に置いておこう。
今はまだスタートラインにすら立てていないけど、とにかく早く現場に行きたい。そこでしばらく生活することで何か見えてくるんじゃないか。
●進学先
以前応募した先は、ダブルディグリーでかつ生活費が学振並みに出るものであったので、倍率が高かったらしい。実際の数値はわからないが、日本の博士課程への応募で、書類で落とされるとは思わなかった。そんなの東大でも書類はないんじゃないか。
何が理由か本当のところは分からないが、内部進学・海外から、5名の枠を取り合うのだから、ここは落ちても仕方ない。国内向けコースに気持ちを切り替えよう。
ただ以前にもアドバイスをもらったが、1本に絞るのは落ちた時に身動きできなくなるし、可能性を絞ることにもなる。海外の大学院、特にフィールドが近くてラボワークもできるような先を探そう。
国、大学、コスト面で考えるとどうだろうか。最初はアジア圏?でも興味あるトピックは東アフリカや南米?3年で結果が出せそうな対象や環境は?学位が取れれば大学の知名度は関係ない?私立より国立の方がいいだろうか。フィールドが近いほうがいい、テーマ対象が複数持てるといい。ラボワークにはお金もかかるから、研究費の確保も必要だ。同手法をやってて、テーマが近い人はいないだろうか。こういうのは直接聞くほうが早いか。
生態学系か医学系かで考えると、どちらの分野も体系的には学んでないので、良い指導者のところにつきたい。実験は汎用的な機器があればできるのでどちらでもいいが、フィールドに詳しいこと、特に現地の疫学情報に精通したグループの方がデータ比較もでき結果を作りやすいのではないかとも思う。
いい論文が出ている大学や研究者を探そうか。
●お金
奨学金を探す。博士で学資ローンをもらうのは最終手段として、海外博士留学向けのをまず取りに行く。国内で進むならDC1。何れにしても時期を押さえておこう。
お金は気にしない、というのがこれまで会ってきた研究者の人が言っていたことで、実際なんとかなっている。だが会社員経験者として、何の保険もかけずに飛び込むわけにはいかない。ギリギリまで資金繰りは努力しよう、まあ日本人である限り死にはせんだろうけど。
●スキル
英語は言わずもがな。この分野で生き残るならフランス語かスペイン語も欲しいとこだし、フィールドの現地語も。最低限、英語力の維持向上は一朝一夕にはできないので、取り組み続ける必要がある。本腰いれた勉強はともかく、軽めに行くなら海外アニメ・ドラマか・・・?
人工知能の勉強も。流行りトピックだからというのもあるが、統計・疫学を押さえていないので何か武器が欲しい。Pythonの本を買ったまま、3分の1も進んでいないのでまた手をつけよう。
まとめ:
・ロールモデルを見つける
・進学先を国から探す、論文から研究者を探す
・奨学金申請の時期を押さえる
・英語、AIの学習をスピードアップする
やることは変わらん、仕切り直すだけ。ああ、早く現場に行きたい。