Hazy Ideas

日々の勉強の気づきを書き出しています

博士課程面接

長く書類準備、面接対策に取り組んできた面接が終わった。合否は当然まだわからないが、忘れないうちにまとめてみたいと思う。

*受けたのは自分の出身とは異なる地方国立大学の博士後期課程

 

●準備

面接対策としては主にインターネットで調べた情報で実施した。よく聞かれる質問を日本語・英語共に調べて回答を文章化し、何回も声に出すという反復練習。自分は話すのがうまくないが、セミナー業務等の練習では繰り返すことで自分に慣れさせているので、面接対策も全く同じことをやる。

英語についてはスクリプトにした後、スカイプ英会話でひたすら練習。1日2−3レッスン。「面接いつ?それまでに文字に起こして練習しなよ」と2日前に言われるくらい酷かったけど心は折れなかった・・・。

参考にしたサイトは以下3つで、これを英会話の先生に送り、読み上げてもらい、後でフィードバックをもらった。

www.findaphd.com

www.biotecnika.org

www.jobs.ac.uk

 

日本語については、会社の人事の方に(こっそり)見ていただいた。練習というより「こういう観点で見られるだろうから、自分の軸ははっきりさせておくように」というアドバイス。「これまでの経験で材料はたくさんあるのだから、あとは並べ替えるだけだ」という言葉もありがたかった。

何より選ぶ側目線で、「わかりやすく話してほしい」「面接者に安心させてほしい」という観点で回答を考えるという視点は重要だった(昔の自分にはなかった)。

 

 

●面接

40分の面接を受けた。30分は日本語で、最後の10分は英語。

受けた質問を思い出すと、

・自己紹介と過去の研究を簡単に

・過去の研究に関する質問(これに20分くらい)

・PhDで行う予定の研究計画

・(英語)PhDのメインの研究とその他のプラン

・(英語)研究サンプルの持ち出しについて

・10年後どうなっているイメージか

 

何度も練習したおかげで、想像していたよりは緊張しなかったが、それでも質問内容を忘れている。面接はやはり苦手だ。

練習した質問ですらうまく言えなかった点がある(過去の研究、研究計画はもっと筋書き立てて話したかった)が、雰囲気は和やかだった。あとは信じるのみ。

 

通ってますように。夢を追う人に相応しくない言葉かもしれないが、まずはスタートラインに立ちたい。

 

ちなみに想定した質問リストは以下。

あなたのことについて簡単に教えてください

なぜ博士に進みたいか

なぜこの大学、コースに進みたいか

過去の研究を端的に

研究の背景、目標、理想像

研究の3カ年計画

研究の独創性

卒業後の進路、計画

強みと弱み

仕事で得られたこと、生かせること

十分なスキル、足りないスキル

研究費の計画

奨学金の計画

疫学データはどう集める、共同研究者はどう集める

地理データはどう集める、自分で分析できるか

想定した他のテーマの計画性がないのでは

専門領域についてどの程度知っているのか

希望教員のもとで学ぶ理由は

希望分野はどういう学問か

医学系出身者でないと厳しい、どう考えているか

落ちたらどうするのか

社会人博士という選択をなぜしなかった

会社ではどんな結果、成果を出したか

会社で得た経験を具体的にどう生かすか

会社や家族には研究の道に進むことをどう思われているか

研究者として生きることは厳しいがどう考えているか

語学力が低く海外での研究は難しいと思うがどう考えているか

統計の知識はどの程度か、今後どうするつもりか

渡航費が高くつく、どうするつもりか

あなたの研究は学術的にどんな価値があるのか

あなたの研究は疾病対策にどんな価値があるのか

国連や国際機関で勤めることに興味はないのか

民間企業で勤めるつもりはないのか

将来目標とする人は誰かいますか

他の人はあなたを何と表現するか

失敗から学んだこと

プレッシャー、ストレスへの対処法