Hazy Ideas

日々の勉強の気づきを書き出しています

お金に落ちた話(博士課程)

2つ立て続けに、奨学金+研究費のセットに落ちてしまった。

通れば月20万円と、年間幾らかの研究費が貰えたんだが、落ちたので今年も貧乏生活だ。

 

修士は理学系だったので、博士課程は貧乏でひたすら研究だけするものだと思ってた。医学系の環境って、育ちのいい人が他のとこより多いし、医療系の人は元々お金に困ってない印象。そして何より、「評価されやすい」からお金(生活費と研究費)にはそうそう困らないんだな。評価というのは、医療分野では医療従事者の研究が高い評価になるということ。そりゃそうで、自分が評価者の立場でもそうするわな。

 

博士課程のうちは生活は質素で当然構わないんだが、研究費がないのが痛い。

試薬や機材は、1個数万円が当たり前なので消耗品を自分で賄うのはきついなぁ。今使ってるのは全部自分で買ってるわけではないけど、ストックがなくなったときはポケットマネーしかない。来年は、100万円くらいは覚悟するか、、、と思うけど、そこまで自腹切る必要が、意味があるのだろうか。空回りして、頑張っても、評価されなければ・・・なんて考えてしまう。なんで進学したんだっけ、っていうのを常に念頭に置いておかないと。卒業したら、将来どう食ってこうか。

 

あと、どうしても周りと比較してしまう、自分が醜い。

「好きなことして、いくらかお金もらってるんだからいいだろ」ということを言われそうだが、いただいている金額では税金・家賃など必ず支払わないといけないものに消えていくので、食費や日用品・医療費とかは、全部赤字なんだよな。いやいや、スキルアップのために自己投資してるんだから、貯金切り崩していくのが当たり前だ!

・・・なんて自分に言い聞かせるんだけども、周りの同じ学生たちは、十分な生活費もらいながら、数百万円の研究費も持っていて、使ってる機材も新品で、頻繁に大量の研究用品の買い物をしている。。。実験系じゃない人たちは、研究費何に使ってるんだろうか。なんて様子を間近で見てると、悲しい。話も価値観も合う気がしない。自分の研究や自分自身が否定されているかのようにも感じる。

 

まあまあ、自分の中での結論はわかっていて、

医学系のところで他流試合を挑んでいるのだから、不利なのは仕方ないということ。(もちろん研究計画・内容とか、書き方・話し方、学内政治とかの要素もあるけども)

戦う場所を選び直さないと、真っ向勝負しても、意味がない。

 

はいはい。気持ち切り替えのために書いてみました。次がんばろー。