Hazy Ideas

日々の勉強の気づきを書き出しています

研究者としての心得

1ヶ月目を終えて、将来の不安やお金の心配も感じながら、考えた心得をまとめる。これはすごく個人的な記録で、3年後、5年後、10年後に振り返りたいと思う。

 

大義を持つ

 会社員を辞め、組織に属さず自由と責任の中で仕事を作り出していく必要がある。いかに人の世の役に立つか、考え続けていく必要がある。重箱の角の研究や、商用のための研究の重要性も経験上よく知っているけども、短い自分の人生は世のため人のために分かりやすく貢献する仕事に使いたい。

 

・効率よく働く

 研究者といえど時間は無限でない。無駄に時間を浪費することなく、集中して仕事をしたい。時間をかけて集中したり、議論したりする中で生まれることと、効率を上げて短期集中でまとめ上げることは別物である。

 

・おおらかでいる

 研究者として関わる相手は、事務・行政・非営利団体など。民間企業にいる人とは仕事観が全く異なる気がする。しかも海外研究だと、現地の人たちはさらに考え方が違うわけで。イレギュラーが頻発し、思うように行かないことも多い。見返りが労力に見合わないことも多くあるだろう(時給換算したらすごく低いなんてこともざらに出てくるはず)。いちいち気にせず穏やかな気持ちをキープすること。

 

・こだわらない

 「研究者はこうあるべき」にこだわりたくない。もともとレールを外れてきたので、これからもレールやしきたりは過度に気にせずに、柔軟な発想で物事を考えたい。ニュースメディアやコミュニティなど、アンテナを広く維持し続けていこう。

 

・前向きに考える

 不安定な将来はどう見ても不確定なままで、どうしようもない。でも多分生きられるし、最悪民間企業に戻れば生きられるわけで。死なない限りはなんとかなる。過度に不安を感じて、周りと比べて気落ちせずに、リラックスしていよう。

 

・恨み節を言わない

 「自分はこんなに大変なのにあいつは、」というような不満を頻繁に口にするようにはなりたくない。もちろん研究者は超競争社会だけども、愚痴を言っても仕方ない。誰とでも(できるだけ)トゲを立てずに仲良くいることが大事。

 

6つ心得を考えた。この6つは随時思い出しながら生活していきたい。

 

邪道という言葉があるが、医者や保健関係でない自分は最初から真っ当ではないので、好き勝手やらせてもらおう。枠に縛られる必要はない。手段にはこだわらず、目指すところは一つ、社会に貢献すること。

 

追記

イチローは27歳でメジャーに挑戦したそう。この歳はやはり節目の歳だ。全力を出そう。