Hazy Ideas

日々の勉強の気づきを書き出しています

メンタル調整法

ここ数か月、メンタルが死んでいて、人生で一番沈んでいた。不眠や不調が続き、何もやる気が起こらない、人間不信で学内の誰も信じられない状態であった。

「死にたい」とは思わなかったが、「飛ぼう」と思ったことが何度かあった。この違いは、前者は懺悔や後悔がもとで起こりで、後者は突発的に目の前の複雑な事象から離れて楽になりたいという感情ではないかと思う。幸い、行動には移さなかった。

 

人生で一番嫌な経験であったが何とか立ち直りつつある。今後の人生のために、心身に起こったことと、精神の調整のために行ったことをまとめておく。

 

精神的・身体的な変化は以下の症状が出た。

 

・やる気が起こらない

論文を書く、業務を行うなど普段の仕事に対する精神的ハードルが上がり、手がつかない。ジョギングなど続けていたこともできなくなった。

 

・学校に行きたくない

元の職場(研究室)に近づけなくなる。用があって行っても、緊張感と恐怖心を感じる(問題のある対象がいなくても)。最終的に、建屋にも近づけなくなり、大学そのものに行くのも億劫になった。

 

・夜寝られない

不安で夜寝つけず、外が明るくなってから疲労で寝て、昼に起きるという生活が続いた。不眠を伴う精神不安は、毎日ではなく週3-4回と、波があった。3ヶ月くらい続いていたと思う。眠りが浅く、よく夢を見ていた。ひどいときは15時間、寝られずにベッドに横になっていた日があった。

 

・気分がずっと暗い

明るく話せない。気分が高揚しない。明るい話題を話す人と距離を取りたくなる。

 

・自責の念が離れない

自分が悪かったのか、何を改善しておけばよかったのか、何が間違えていたのか、という考えが頭から離れなかった。また、これまで応援してくれていた人に申し訳ないという気持ちにとらわれていた。

 

・飛ぶ場所を探した

階段の踊り場の最上階が景色が良かった。数回だけ、デスクに座っているとその衝動が頭から離れない日があった。怖くなって、外を歩いたが、あまり改善しなかったので早めに帰った。あとになってから、学内は飛ぶのは迷惑がかかるのでよくないと思った。

 

 

次に、効果があったかは別として行った実施したことをあげる。

 

・逃げる

物理的に距離を置いて、できるだけ関わらないようにした。不登校になる前に避難したのは本能的なものだが、結果的にはよかった。

 

・カウンセリングに行く

学内のカウンセラーに相談した。ただ聞いてもらって「あなたは悪くない、悪いのは人間的に問題のある教員だ」と明言してもらうだけで少し気が楽になった。アンケートテストで抑うつ症状と言われた。初めのころの精神面には有効だが、聞いてもらうだけなので解決にはつながらない。

 

・英会話を始める

何でもいいがお金のかかる習い事をして、強制的に人と話す機会を作る。

 

・ジョギングなど体を動かす

沈んでいるとこれもできない。だが身体が動くようになってから始めた。

 

・大学時代の友人と話す

オンラインで信頼できる友人に相談した。ただ話すだけでも少し気が楽になった。

 

・音楽を聴く

自分がこれまであまり聞かなかったジャンルを聴くようになった。良い音で聞くためにヘッドホンを購入した。

 

・勉強する

これまで忙しくてできていなかった、積んでいた本の勉強を始めた。本を進めている間は、面倒ごとを忘れられたし、達成感もあった。

 

アカハラ経験談を調べる

他の人も同じような苦しい経験をしているという情報を得た。しかし、学生の立場は常に弱いし、訴えても疲弊するだけ。苦しさはまぎれなかった。

 

・就活を始める

就職サイトに登録して、エージェントと話した。一時的に、自分が社会に必要とされていると思えた。しかし、就活が進むにつれて、博士人材の社会的ポジションを目の当たりにし、かつ精神的に落ち込んでいるときの書類・面接対策は恐ろしく疲弊することを知った。将来が不安で仕方なかった。ここで社会的に落ちたらもう二度と上がれないという恐怖心で、自身を奮い立たせた。

 

・会社時代の同僚と話す

前職時代の先輩と話し、転職経験談を聴いた。特に、戦略的に転職活動を進めることを教えてくれた方には、叱咤激励された。このままではまずいと現状を理解し、また自信をもって自分を売り込むことの必要性を説かれ、少し前向きになれた。

 

・お酒を減らす、タバコを止める

不安を紛らわせるために、酒とタバコに頼っていた。しかし一時的な物で、不健康な身体状態になり精神面にも影響するため、途中から減らすように努めた。禁煙外来に通い始めた。

 

・抗ヒスタミン薬を毎日飲む

睡眠改善薬と同じ成分だそうで、寝る前に大目に飲んでみたけど、効果は感じられなかった。辛いときには病院で睡眠薬を処方してもらうべきだった。

 

・お笑いを見る

強制的に笑った。芸人さんありがとう。

 

・温泉に行く

温泉、サウナに通うようになった。一時的にリラックスできた。

 

乳酸菌飲料を飲む

酒を減らした代わりにお金をかけようと思った。ヤクルト1000を飲み始めた。

 

・本を読む

読もうと思っていた本、メンタルに関する本、就活や企業に関連する本など。

 

・内省を書く

毎日、その日にやったこと、よかったこと、よくなかったことを記録するようにした。振り返った際に「今週なにもできてない」と後悔することを防ぐため。3か月続けているが、効果は不明。

 

これまでずいぶんと疲弊し、消耗した。ハラスメント・嫌がらせをする人間は最低だ。