Hazy Ideas

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博士学生の社会的ポジション(私見)

小ネタ。

 

よく自分のことをNEETと言うのだけども、これは全く冗談で言っているわけじゃない。

日本では、内気で会社勤めに向いていない、就活で失敗した、とかポジティブでない理由で博士進学するイメージがある。社会的にも、「変な人」くらいでしか見られてはないのだろうか。

 

経済的にも社会に貢献してない、自分の好きなことだけやっている、わがままなやつ。

くらいにしか思われていない。進学すること自体は特段難しくもないので、そう思われても当然な気がする。

 

僕は説明が面倒くさいので、結果が伴うまではしばらく「ほとんどニートです」と言っておこうと思う。どんなに意義のある研究をしても、今は社会的価値を生み出していない。企業勤めの友人の前では小さくなっとくしかない。

 

この前、とある欧州の方に、「日本では博士課程のことを学生と言うの? 私の国では、博士課程の人は専門性の高いプロフェッショナルとして見なされている」と言われた。

海外で、他流試合を踏まなかった代償は大きいかもしれない。